2017年11月1日水曜日

リハ医はPTOTと対等に議論できるほど作業療法や理学療法に精通してるの?

まとめ抜粋元:http://anago.5ch.net/test/read.cgi/hosp/1284139677/





リハ医はPTOTと対等に議論できるほど作業療法や理学療法に精通してるの?






痛いところだが、9割のリハビリ医は精通してないだろ。

リハビリ医といえども、基本性能は医者。
肺炎や尿路感染のようなありふれた疾患から、肺塞栓や再発みたいなありがちだけど
他職種が見逃しがちな疾患、さらに珍しいけど入院中に起こってき得る全ての疾患を
カバーしなくてはならない。
患者の全ての内服薬について把握し、適応と禁忌を判断する仕事もある。
軽度な褥瘡や眩暈であれば皮膚科や耳鼻科に丸投げせず治療してみたりもする。
もちろんVE、VF、筋電図、装具処方についても精通しなくてはならない。
上記の事柄については他職種のフォローはあっても、基本的にすべてリハビリ医の仕事。
大きなミスなく、これらをこなすための基礎教育、自己鍛錬に割かれる労力はかなりのもの。

その上、やったこともないし基礎教育も実習も受けていない受けてないような
リハビリの訓練方法にも精通するのって現実問題、無理では?

皆様の周りに、訓練手技まで療法士を超えてるリハ医っています?

そして、訓練手技まで指導することは、リハ医の仕事?






医者がわざわざ時間かけるほど奥深くもないでしょ
どの職種よりも長い時間マンツーでつけるのがセラピストの強みだから、先生にはしっかり出汁とってもらえればそれでいいです





訓練手技の指導(戦術論)よりも現実を見つめたゴール設定(戦略論)がリハ医の仕事ですよ
ゴール設定が「絵に描いた餅」にならないように、現場の戦術能力を理解する必要はありますが、
手取、足取りの指導はリハ医の仕事では無いと思います




他の科からの転向組ならともかく、初期研修終了してすぐにリハ医になる若手の先生は、入院患者の回診をするための内科的な素養は付いているのだろうか・・・







初期研修である程度ついている…と信じたいですが
先日の地方会発表で堂々とHbA1cを週1で測ってデータとして出してたのにはこけました





知識が広く浅いジェネラルなリハ医は今まで重宝されたと思うけど、
若い人が多かったセラピストが段々経験豊富になって行って、
その集合体がリハ医の足りない分を埋めていくので
専門性が無くジェネラルなだけのリハ医は要らなくなって行くような気がする





あなたの書いている内容はわからなくもないんだけど、
ちょっと疑問も浮かぶ。
ジェネラルなリハ医より専門性の高いリハ医を、とのことだけど、
「内科的に」ジェネラルな知識を持ったリハ医より、整形や神経内科で
特定の分野に精通した専門家のほうが必要って意味じゃないよね?

例えばソーシャルワーカー的な知識とか、装具の作り方とか、なんとなく広く知ってるリハ医、というのは
スタッフ成熟とともに、さほど必要なくなるって意味だよね?



リハビリ周辺の諸知識について、ある程度理解して、リハビリマインドという哲学を持ち合わせているなら、
あとリハビリ医に求められる中身って、家庭医みたいなものじゃないか?って、自分は感じてる。



医師です
リハビリ興味あるんだけど、
リハ科医者って具体的にどんな勉強して、そんな仕事してんの?



基本的な医学知識の勉強に加え、医療、介護、福祉制度といった社会勉強、
更に、人間の行動や心理の実態について学び、
実現可能な社会的ゴールの設定、患者さんの身体機能の管理、
リハプログラムがスムーズに流れるように介入といったメディカル・ケア・マネージャー
の仕事が一番重要な仕事ですよ




モミモミにリハビリはできないね

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